この相談は現在海外在住の日本人の方から受けたものでした。

海外オークションというと「言葉の理解、手続きの難しさ、問題が起きた時の対処法」などを考えると、みなさん敬遠しがちだと思います。

今回のオークショントラブル、海外在住の方が、滞在先の国内オークションサイトにUSED商品を出品したことから始まりました。

日本国内のオークションサイトでもそうですが、WEBオークションの場合、現品を見ないまま落札となるケースが多いため、
落札者は商品が届いてみたら「思ってたより…。」なんてことがよくあると思いますが、
今回のトラブルはUSED商品で海外ということもあり、更に問題が発展してしまいました。

わかりやすくするためにまず、登場人物から

1,出品者(依頼者、海外在住)

2,オークションサイト運営側(海外)

3,オークション仲介業者(国内・海外)

4,落札者(国内)

商品の物理的な流れは1→4とダイレクトになりますが、落札金の流れは4→3→2→1となります。

そして今回のトラブル経緯は…

1(依頼者)が2に外国語表記で「ノークレーム・ノーリターン」「USEDに理解の無い方は入札しないで…」などと明記して出品。
4はこれを理解したのかしないのか?落札して後日商品を受け取ると「傷や機能に問題がある」と3にクレーム返品の意思を伝えました。

1は3が受けたクレームを2を通して聞き、何度か話し合いを重ねた結果、仕方なく返品に応じる意思を一旦見せました。
この時点での落札金の行方は4→3→2→3→4と返金されました。。。

4は返金を受けて返品手続をしたのですが、この際に落札金額を記入したため、1は返品された品物を受け取るために記入された落札金額に応じた関税の請求がきたのです。

当然1はお金を払ってまで返品を受けるつもりは無く受取拒否しました。

その結果、商品は4の元へ。

必然的に既に返金を受けている4は商品を無料で取得していまいました。

さすがに、この状況に不満を抱いた1が2、3に対して異議を唱えたのですが「既に処理済の話」として取り合ってもらえず。
4に直接メールを送っても返信が無く…
当事務所に相談となったのです。

このような経緯のいろいろなもんだいが出て来ました。

法廷係争に発展する場合、どっちの国で…

続く…