「その弐」の続き
今回の依頼人は、もともとの友人で私の心のオアシス的な存在の女性なんですが、
この彼女の楽観的で天真爛漫で優しい性格がトラブルを招いてしまったお話の続き・・・
内容証明が発送されてから2週間が過ぎようとしていた頃、、、
彼女からの電話で
「例の手紙届かなかったみたい・・・どうすればいい?」
私
「そうなの・・・それは相手が故意に受け取らなかった可能性もあるわね。。。」
彼女
「・・・・・・・・・・・」
私
「今後何度送っても同じ結果になるかもしれないから別の手を考えるべきね。。」
彼女
「で、どうすればいいの?」
私
「う~ん・・・・。」
・・・・・・・今こちらが掴んでる相手の情報は携帯電話番号と現住所、契約関係を明確にするための内容証明は届かなかった・・・・。
この状況でいきなり訴えてどれだけ勝算があるかが・・・・・。
電話での交渉も有効かもしれないけど、後で水掛け論を招く恐れが・・・。
第一彼女にこの手の交渉をこなすことは難しいのでは・・・。
でゎ交渉が得意で相手の所まで足を運べる弁護士を探すところから・・・。
などと、頭の中をグルグル色々な考えが浮かんでは消えて、しばらく沈黙していると・・・・。
彼女
「ねぇ~!だからどうすればいいの?」
私
「・・・そうそう、親戚とかでしっかりした人とかいないの?」
彼女
「なんで?」
私
「相手をいきなり訴えることも考えたんだけど、こちら側は今のところ闘うのに材料が乏しいから、親戚とか近い関係でしっかりした人がいれば、まず電話で交渉してもらうことを考えたの。」
彼女
「そうね!闘うってなんかケンカみたいで嫌だし・・・・」
私
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
彼女
「ねえ!事情知ってるあなたが電話できないの?」
私
「・・・・あのね、、、私は法律で代理行為はしちゃいえないことになってるの」
彼女
「ふ~ん、そうなの・・・色々難しいのね・・・・。」
と、いうことで会社を経営していて契約関係に明るい男性の親戚の方がご登場となりました。。。
親戚の男性は、私から事情と経緯を説明すると理解してくれたようで
「さっそく電話をしてみます!」
と、気持ちよく応じてくれました。。
そして、翌日
「相手は片付けると言ってました!念のために片付けが終わったらこちらも確認させてもらうということを伝えておきましたから大丈夫だと思いますよ!」
と、親戚の男性から連絡を頂きました。。
急転直下、一気に解決の兆しが見え始めました!!!
更に翌日
「相手から片付けが終わったと連絡が入りましたから、誰か確認に行かせてほしいんですけど!」
と、親戚の男性から連絡が、、、、
私
「・・・・・・すごく言いづらいんですけど、一度業者に見積もりさせたときに100~150万円くらいかかるって言ってたんで、とても一日で終わるとは思えないんですけど・・・・・。」
親戚男性
「そうですか!僕も現地を見ていないんで何とも言えないんですけど、もし、まだ問題が残るようでしたら相手には再度話をしますから!」
で、不動産屋さんが現地を確認すると・・・・
やっぱり・・・
大量のゴミさん達が伸びきった草むらに潜んでいたそうです。。。(ノ_-。)
・・・・・・・・・・スムーズに解決することなんて、めったに無いことは解ってるつもりでも・・・・・・・。
とにかく仕切り直しで頑張らないと!!
ここで不動産屋さんにお願いしたのは残置物の目録(リスト)の作成を依頼し、再度、この目録を付けた内容証明と
同文の普通郵便を相手に送付しようということになり、目録完成を数日の間待つことにしました。。。
数日後、不動産屋さんから明るい声で電話がなりました!
「実はですね、この土地の買い手さんが残っているものはそのままでいいと言ってくれまして・・・・・・!」
解決!!
何か不完全燃焼のような、、、まだバスターしていないようなそんな幕切れとなりましたが、とにかく友達に笑顔が戻ってなによりです!!!(^_^.)
でゎでゎ、みなさま次の事件簿でまたお会いしましょ!
それまでしばしお待ちを!!